脱毛HOME > 脱毛について 脱毛の種類と方法と部位・メリット&デメリット

脱毛について

エステサロンなどで脱毛することにより、皮膚への負担を抑え、すべすべの肌に。
中途半端な自己処理やかみそり負けによる肌トラブルのリスクも軽減できるうえ、毎日のお手入れから解放されます。
エステサロンへ行く前にチェックしてみましょう。

脱毛の種類 基礎知識 自己処理とトラブル Q&A  

脱毛の種類

電気脱毛、ワックス脱毛など、エステサロンやクリニックで受けられる主な脱毛方法について、
平均的な施術期間、効果、メリット・デメリットなどをご紹介します。

脱毛後のひざ下写真
 

ニードル脱毛(電気脱毛)

細い針を毛穴の一つひとつに差し込み、差し込んだ針に弱い電気、または、高周波を流すことによって毛根部を破壊し、毛の再生を妨害する方法です。使用される針は金属アレルギーを防ぐため、現在はチタンやゴールドで加工されています。
海外では100年以上前から実施されてきた、歴史のある脱毛方法です。


脱毛の方法
直径0.05〜0.15mmのプローブと呼ばれる極細の針を、毛穴の一つひとつに差し込み、差し込んだプローブに電気あるいは高周波を流します。熱などで毛根部が破壊され、二度と毛が生えてこなくなります。
電気と高周波を両方合わせて行う「コンビネーション法」「ブレンド法」というやり方もあります。
メリット
・一本いっぽんの毛根を処理するため、他の光脱毛などと比べて、最も確実性の高い脱毛方法です。
・レーザーなどには反応しにくい、色素の薄い毛や、細い毛にも対応できます。
・レーザー照射できない部位(目元や眉毛、色素沈着しているビキニラインなど)でも、処理できます。
デメリット
・一本ずつ処置する為、施術に時間がかかります。
・極細とはいえ、毛穴に針を刺すので、個人差や部位によって痛みを強く感じる人もいます。
(肌表面を冷やしたり、医療機関によっては麻酔などを塗布することによって、痛みを和らげてくれる場合があります。)
・脱毛する箇所の毛を5ミリ〜1センチくらい伸ばしておく必要があります。
適した部位
ヒゲ、ワキ、Vライン、うなじ、その他全身。
必要な期間
平均的に1年〜1年半の期間、3週間に1回程度。 (毛のサイクルによる)
※サロンや、施術部位、個人差により異なります。
効果
永久性の高い方法とされています。
備考
・施術は、訓練を積み、「脱毛士」など専門の資格を持つスタッフが行う必要があります。

 

 

【ワックス脱毛(顔以外)】

主にエステや自己処理などで行われている脱毛方法で、脱毛専用のワックスを皮膚に塗布し、毛根から抜き取る脱毛法です。
一時的に脱毛が必要な方が、低価格で、手軽に行える脱毛法です。

脱毛の方法
【サロンで実施する場合】
脱毛専用の液状ワックス剤をあたためて、脱毛する範囲に塗り時間をおいて、固まったらはがします。
ワックス剤に包み込まれて固まった毛が、ワックス剤と一緒に毛根から抜けてゆきます。
メリット
・光などには反応しない細かいうぶ毛などもまとめて処理することができます。
・古い角質も同時にはがされるため、ごわつきのない透明感のある肌が期待できます。
・カミソリの処理に比べ、毛根から処理されるので、次に生えてくるまでの期間が比較的長いです。
・毛が生えてくる際、チクチクしません。
・一度で効果が得られるため、デートや発表会等、急いで対応したい場合にも有効です。
・光や電気などの処理に比べ、低価格です。
デメリット
・複数本の毛を一気に抜き取るので痛みを伴います。
・抜き取る際の刺激により、肌へのダメージもかなりあるため、施術前後に保湿など十分なケアを行う必要があります。
・刺激があるため、肌の弱い方は注意して行う必要があります。
適した部位
ワキ、足、腕、Vライン、うなじ、など。
必要な期間
基本的に1回、数十分間ほど。広範囲の場合は何度かにわけて実施します。
※サロンや、施術部位、個人差により異なります。
効果
2〜4週間。
※個人差により異なります。
備考
・事前に毛先を5ミリほど伸ばしておく必要があります。
・エステでの施術、自己処理に関わらず、処理後に皮膚の再生が早いと埋没毛になる場合があります。
・陰部のヘアを処理する「ブラジリアン・ワックス脱毛」が話題になりました。

 

 

シェービング(毛剃り)

理容店で使用する専用のカミソリを使い、広範囲のうぶ毛や細い毛を剃っていく除毛法です。


脱毛の方法
カミソリの滑りをよくし、肌への負担を減らすため、ふわふわのシェービングフォームの泡、またはシェービングジェルやクリームなどを塗ります。この泡を取り除くように、専用のカミソリをやさしく滑らせて、むだ毛を剃っていきます。
仕上げにホットタオルで泡をふき取り、保湿して施術完了です。
メリット
・古い角質なども一緒に削り落されていくので、白く透明感のあるお肌が期待できます。
古い組織が取り除かれることで、保湿液もしみこみやすく、化粧ノリも改善するといわれています。
・光などには反応しない細かいうぶ毛などもまとめて処理することができます。
・一度で効果が得られるため、デートや発表会等、急いで対応したい場合にも有効です。
・光や電気などの処理に比べ、低価格です。
デメリット
・実施できる(刃物を扱うことができる)サロンが限られています。
適した部位
顔、耳、眉毛、指、背中、二の腕、デコルテ、足、男性のヒゲ、その他全身。
(挙式前のブライダルエステにもおすすめ)
必要な期間
・1回。
効果
・一時的。
種類
・カミソリを使用するのが一般的ですが、理容師のいない一般のエステサロンで行う場合は、電気シェーバーを使用するケースも多いようです。
備考
・シェービングは刃物類の使用認可を受けているため、理容師免許を持つエステティシャンのみが施術を行うことができます。(電気シェーバーは除く)
・今までシェービングを受けたことがない場合、お肌との相性を確認するため、パッチテストや事前チェックが必要です。本番前に1週間以上の余裕をもって、施術スケジュールを組まれることをお勧めします。
 

光脱毛 (フラッシュ脱毛・IPL脱毛・プラズマ脱毛)

黒色に反応する光線で毛球や毛乳頭を処理する方法です。
キセノンフラッシュ光線(キセノンガスの放電による光エネルギー)と、特殊偏光フィルムによって、一瞬だけ発光させて、毛根にアプローチします。
レーザー機によるムダ毛処理法と原理は同じですが、レーザー光線よりも波長が長く、複合波長光線において、多様な毛質、毛根の深さに反応し、光線が脱毛処理部の毛根にきちんと届くよう設計されたマシンを使用します。


脱毛の方法
施術中のライト光が瞳を刺激するのを防ぐため、目に保護用サングラスなどを装着します。
肌へのダメージを抑えるため、脱毛する範囲に、冷却用のジェルを塗ります。
ジェルの上から、脱毛ライトを照射していきます。
施術後、ジェルをふき取ります。
メリット
・一度に何本もまとめて処理できるので、電気脱毛などと比べ、短時間で施術できます。
・レーザーに比べ、痛みが軽いことが多く、一回の料金が比較的安いです。
・表面に毛が伸びてなくても施術できます。
デメリット
・レーザー脱毛に比べて出力が弱く、効果が得られにくい場合があります。
・日焼けした肌、毛を剃った直後の肌では、施術できません。
適した部位
ヒゲ、ワキ、Vライン、腕、足、うなじ、顔(目の周りを除く)、指、その他全身。
必要な期間
・平均的に2ヶ月〜3ヶ月に一回。全部で6回〜12回程度。(毛のサイクルによる)
※クリニックや、施術部位、個人差により異なります。
効果
・一度効果が得られれば、長期的な脱毛効果が期待できます。
種類

「フラッシュ脱毛」「プラズマ脱毛」「IPL脱毛」「ライト脱毛」「エピライト脱毛」…
上記はマシンの違いにより、光の波長に若干の違いはあるものの、いずれの呼び名でも全て同じ光脱毛の一種です。

備考
・医療機関のみの実施となります。
光脱毛・レーザー脱毛のエステサロンでの施術は禁止されています。
安全に脱毛を行うためにも、適正な医療機関で施術を受けましょう。
 

【医療レーザー脱毛】

医療用脱毛レーザーを照射する脱毛法です。レーザーが黒っぽい色に反応する特徴を利用します。
黒い色素に(メラニン)に当たったレーザーが、熱で毛を破壊します。その熱によって毛根の周りの細胞が損傷することで、毛の再生を抑制させるものです。
レーザーは一度に何本もの毛を処理することが出来るため、電気脱毛などに比べ、スピーディに処理することができます。


脱毛の方法
施術中のレーザー光が瞳を刺激するのを防ぐため、目に保護用サングラスなどを装着します。
肌へのダメージを抑えるため、脱毛する範囲に、冷却用のジェルを塗ります。
ジェルの上から、医療用脱毛レーザーを照射していきます。
施術後、ジェルをふき取ります。
メリット
・光脱毛に比べ、高い効果が期待できます。
・出力エネルギーが大きく、照射範囲も広いため、光脱毛に比べ、短時間に広範囲を処理する事が出来ます。
・医療機関で行うため、万一肌トラブルなどになった場合、すぐに治療してもらえるという安心感があります。
・肌表面に毛が伸びていなくても施術できます。
デメリット
・光脱毛に比べ、大きなエネルギーで毛根を処理するため、痛みが強いと感じる人もいます。
・施術マシンが高価で、医療資格者が施術を担当するため、一回の料金が高めです。
適した部位
ヒゲ、ワキ、Vライン、Iライン、Oライン、腕、足、うなじ、顔(目の周りを除く)、指、その他全身。
必要な期間
・平均的に2ヶ月〜3ヶ月に一回。全部で5回〜8回程度。(毛のサイクルによる)
※クリニックや、施術部位、個人差により異なります。
効果
・長期的な脱毛効果が期待できます。
種類
医療用脱毛レーザーには以下のような種類がありますが、効果に大きな違いはないようです。
・ルビーレーザー ・アレキサンドライトレーザー ・ダイオードレーザー ・YAGレーザー など
備考
・医療機関のみの実施となります。
光脱毛・レーザー脱毛のエステサロンでの施術は禁止されています。
安全に脱毛を行うためにも、適正な医療機関で施術を受けましょう。
 

* 施術のネーミングはサロンによって若干異なります。

* 施術の効果には個人差があります。

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